小さなしあわせ
久しぶりに銭湯に行った。肩と首が重くてこの2週間くらいずっと行きたいなと思っていたのだけど、夜になると外に行くほど気力が残っておらず断念、ということを2日おきぐらいの間隔で繰り返していた。
長湯してのぼせてしまってクラクラしても困るから、入浴していたのはほんの15分くらい。それでも、銭湯を出て夜風に当たりながらコンビニに向かって歩いていたら、からだがぽかぽかしているのがよくわかった。気がつけばこころもぽかぽかしていて、ことばにならない幸福感を感じた。ありがとうセロトニン。日常生活の中のこんな小さなしあわせの粒たちを、両手でこぼさないようにそっとすくい、大切にしながら生きていきたいと自分に誓った。アメリカに行ったらこんなにふらっとお風呂に浸かることはできないかもしれないけれど、それはそれとして、また別のしあわせの粒たちを探していきたい。